ピルは、経口避妊薬として良く知られていますが、排卵や精子の子宮内侵入それに受精卵の着床を抑制して避妊させるための薬です。
別の使用方法としては、生理周期の安定のためや生理痛の軽減、経血量の減少などの治療目的で使用されます。

ピルを使用している時期には、腸での葉酸吸収が悪くなり、葉酸不足になる危険性が増していくのです。
そして、ピルの服用を中止した直後に妊娠した時は、胎児の脳や脊髄の成長さらに神経管閉鎖障害のリスクに問題が発生しますから、妊娠したと思われた時は、医師に相談し検診を受けることをお勧めします。
これは、葉酸の働きが十分でないために起こるのです。
ピル以外で葉酸の吸収を阻害する薬品は、バルビツール(睡眠薬)やコレスチラミン・コレスチポル(血中コレステロール抑制薬)それにアスピリン(解熱鎮痛剤)やピリメタミン (抗マラリヤ薬)が考えられます。
妊活中、これらの薬品の服用はされない方が良いと思います。

結論として、ピルは妊活中の方や妊娠中の方は使用することを控えてください。
葉酸の吸収を著しく阻害します。
葉酸不足に陥ると、母体や胎児に悪影響を及ぼすのです。
また、通常の場合でも葉酸が不足すると、DNA生合成に支障があると同時に、血球合成の分裂に障害が起こり赤血球障害や悪性貧血などの症状が現れます。
不足する葉酸は、サプリメントで補ってください。